ルビ朋賞 2026 受賞者を発表!
インタビュー
2026/06/02
ルビ朋賞 とは
- 世の中においてルビの推進に貢献されてきた個人・団体を顕彰するものです
- 既にルビが存在する領域での更なるルビの普及に尽力されている個人・団体に加え、これまでルビがあまり馴染みがなかった領域にルビを普及されている個人・団体を、以下の観点から称えます
- アクセシビリティ、社会インフラの整備への貢献
- デザインとしてのルビの普及への貢献
- ルビ普及のための継続性・仕組化への貢献
ルビ朋賞 2026 受賞者一覧
株式会社朝日新聞出版 AERA with Kids編集部 様
<表彰理由>
同編集部が手掛ける「ジュニアエラ」では総ルビ対応をすることで子どもたちに広く情報を伝えてこられたことに加え、AERA with Kids +における当財団松本へのインタビュー等を通じて、ルビの普及の重要性にかかる認知拡大・世論形成に寄与されたため
小学館 文化事業局・小学館の図鑑NEOアート 編集チーム 様
<表彰理由>
美術や国宝といった専門用語の難解さゆえに子どもから遠ざけられがちだった領域において、「子ども扱いしない」本物の内容を一切妥協せず、徹底したルビ付与はもとより「見方」をひもとく編集によって、子ども向けフォーマットへ見事に落とし込まれました。その結果として、多くの子どもたちが本物の芸術に出会う入口を広げてこられた功績を称えるため
株式会社ニュートンプレス 様
<表彰理由>
2023年以降、別冊シリーズにおいて「総ルビ(全ルビ)」化を決定され、ルビが少なかった科学・知識出版の領域で、総ルビを編集方針として仕組み化し、子どもを含む多くの人の知的好奇心への入口を広げてこられたため
朝日小学生新聞 様
<表彰理由>
1967年の創刊以来、一貫して全紙面「総ルビ」を貫き、時事ニュースを子どもたちが自力で読み解くためのアクセシビリティを半世紀以上にわたって支え続けてこられたため
毎日小学生新聞 様
<表彰理由>
1936年創刊という現存する最古の小学生新聞として、日本の児童教育における「ルビ文化」の礎を築き、80年以上にわたりルビを通じた情報アクセスの平準化に長く貢献されてきたため
読売KODOMO新聞 様
<表彰理由>
ふりがながあることで、ニュースを子どもの「読める情報」へと変えてこられた功績(ルビを通じて、社会・政治・科学など本来ハードルの高い情報へのアクセスを広げ、子ども向け報道のアクセシビリティ向上に貢献)のため
株式会社絵本ナビ 様
<表彰理由>
日本最大級の絵本・児童書プラットフォームとして「ルビフルボタン」を導入し、子どもたちが自ら最新の絵本などの書籍情報にアクセスできるデジタル環境を整備することで、子ども達の好奇心を支えるインフラとしての役割を果たしてこられたため
丸善丸の内本店 様
<表彰理由>
ルビフル本の選書フェアの開催(2024年、2025年)や常設の「ルビフル本」コーナーの設置等、読者がアクセシビリティの高い書籍と出会える物理的な社会プラットフォームを構築されてきたため
NPO法人eboard 様
<表彰理由>
ICT教材eboardの問題文・解説へのふりがな機能に加え、小中学校課程の映像授業における「やさしい字幕」のすべての漢字にふりがな対応させ、アカウント不要・無償で利用できる形にまで広げているなど、ルビを学習インフラとして実装・継続改善されてきたため
Canva Japan株式会社 様
<表彰理由>
日本語版独自の「ふりがな機能」を標準実装し、これまで手間のかかったルビ付与を直感的な操作で自動化することで、教育や公共デザインにおける情報アクセシビリティを飛躍的に向上されているため
宮崎哲弥 様
<表彰理由>
戦後の国語改革によるルビ廃止が語彙力の低下を招いたと鋭く指摘し、「語彙の再建」と「知の平易化」を掲げてルビの文化的・教育的価値を広く世に啓発されていることに加え、子どもや日本語学習者が漢字の壁に阻まれず高度な教養に触れられるよう、出版物への総ルビ化を提唱し、知的アクセシビリティの向上に多大な貢献をされてきたため
W3C Internationalization and CSS Working Group 様
<表彰理由>
ルビ注釈のグローバル標準化への卓越した貢献、オープンウェブにおける東アジアのタイポグラフィのアクセシビリティと文化遺産の保護への貢献を称えるため。
ルビのマークアップとレイアウトの標準化、文化的な障壁の打破、そしてグローバルな教育と識字率向上のためのデジタルインクルージョンの推進における、革新的なリーダーシップを称えて。